段 ボ ┃ ル ・ 紙 器
原料
古紙を水の中でほぐし て繊維状にします。その 後、異物を取り除き繊維 をたたいて、からみやす くします。
原料調整工程
生
産 板 紙
段ボール工場で出た端材は 製紙工場でリサイクル
セ ロ フ ァ ン
原料
パルプ
連 結※
配送 INPUT
パ ルプ
回収
SUPER MARKET
使用
保 証
セロファン 板 紙
段ボール・紙器 製品
O U T P U T SUPER MARKET
古紙・パルプ 合計
262
段ボール・紙器 軟包装
1 51
製紙
210
合計 16,574
段ボール・紙器 軟包装
284 1,969
製紙
14,321
合計 2,861
段ボール・紙器 軟包装
198 67
製紙
2,596
合計 1,220
段ボール・紙器 軟包装
1,090 91
製紙
38 O U T P U T
9
製紙
253
段ボール・紙器
107
軟包装 6 その他 1 重包装 5
合計 373
10
製紙
17,456
段ボール・紙器
3,612
軟包装 930 その他 137 重包装 371
合計 22,506
11
製紙
3,094
段ボール・紙器
107
重包装 14 軟包装 210
合計 3,426
12
製紙
3,218
段ボール・紙器
2,532
重包装 669 その他 13
軟包装
456 6,888合計
12
製紙
873
段ボール・紙器
183
重包装 16 その他 6
軟包装
44 1,122合計
13
製紙
2,676
段ボール・紙器
38
重包装 11 軟包装 198
合計 2,923
13
軟包装
1,125
製紙
3
段ボール・紙器
2
重包装 152
合計 1,281
14
軟包装
1,941
製紙
3
段ボール・紙器
175
重包装 553
合計 2,673 古 紙
原料
段ボール原紙
3枚の段ボール原紙を貼 り合せて段ボールシート をつくります。 貼合工程
熱 板
I N
P U T
※ 連結対象はレンゴー(株)および生産設備を有する国内連結対象子会社 計27社
※各種類の値は四捨五入しているため合計が合わない 場合があります。
*1 非化石エネルギーも含んでいます。 *2 PRTRの取扱量は単体のみ集計しています。 保 証
5
段ボール・紙器
563
製紙
2,614
軟包装 240
合計 3,417
6
段ボール・紙器97
製紙
671
軟包装 14
合計 782
7
段ボール・紙器19
製紙
2,238
軟包装 198
合計 2,456
8
製紙
1
段ボール・紙器
1
軟包装 756
合計 758
9
段ボール・紙器175
軟包装 85
製紙 3
合計 264
原料(万t)
エネルギー*1(TJ)
水使用量(万m³)
PRTR取扱量(t) 廃棄物最終処分量(t)
原料(万t) エネルギー(TJ) 水使用量(万m³) 廃棄物最終処分量(t) CO₂排出量(千t-CO₂) 排水量(万m³) PRTR排出量・移動量(t) VOC排出量(t) 排水量(万m³) PRTR排出量・移動量*2(t) VOC排出量(t)
CO₂排出量(千t-CO₂)
■ 段ボール・紙器 ■ 製紙
■ 軟包装 ■ 重包装 ■ その他
事業活動での投入資源量と排出量
(2016年度実績)
生産活動におけるマテリアルバランス
段ボールシートに印刷、型 抜きをし、段ボールケースを つくります。
製函工程
ビスコースを再び凝固・ 再生し、セロファンをつ くります。
製膜工程
長いワイヤの上に原料を 流し込み、脱水・乾燥さ せ原紙をつくります。
パルプを化学処理して ビスコースという溶液に します。
原液工程
レンゴーグループは、地球環境に配慮した経営を実践することが、企業の持続的発展に不可欠であるとの認識に 立ち、グループあげて環境保全活動に継続的に取り組む。
基本理念
基本方針
ACTION PLAN CHECK DO
環境経営を効果的に推進するために、2001年から国 際規格であるISO14001の環境マネジメントシステムを導 入し、2006年には全ての生産拠点で認証を取得しました。 また、事業所・工場では環境マネジメントシステムが適切 に運用されていることを確認するため、内部監査と審査 機関による外部審査を定期的に実施しています。2016 年度の外部審査では、改善が必要な不適合はありません でした。
事業所・工場の環境データを効率的に把握し、情報を 共有する環境情報管理システム「エコループ」を2010年 から全社で運用しています。「エコループ」では事業活動 によるエネルギー使用量やCO₂排出量、廃棄物発生量な どの環境データを一元管理しています。環境情報を「見え る化」することで従業員一人一人の環境意識の向上を 目指しています。
全ての従業員が会社や家庭でのあらゆる場面で環境問 題をより身近に捉えることができるよう、環境教育や啓発 活動をセミナーやグループ報を通じて継続的に行ってい ます。 2016 年度は新入社員を対象とした環境教育、
全従業員を対象としたISO14001内部監査員養成講座を 開催しました。そのほか、階層別研修にも環境教育が組 み込まれています。
環境経営を推進するために、全社を統括する「環境委 員会」と事業所・工場に「事業所環境委員会」を設け、 常に現状を見据えた計画を実行する体制を整えています。 「環境委員会」は、全社での環境経営の強化を図ること
を目的とし、環境管掌役員を委員長として、生産部門や関 連部門の担当役員・部門長で構成されています。環境委 員会は年2回開催され、環境目標の達成状況や法の遵守 状況を確認し、環境に関する全社的な方向性や目標、計 画などを審議し決定して、CSR委員会に報告しています。 また、ここでの決定事項をもとに「事業所環境委員会」に おいて具体的に協議され、周辺地域に根ざした環境保全 活動へと展開しています。
事業活動に伴う環境負荷の低減は、企業として最優先で取り組むべき経営課題の一つと位置づけ、環境に関する経営方 針として、1999年に「レンゴー株式会社環境憲章」を制定しました。そして創業100周年を迎えた2009年には、レンゴー グループの新たな100年に向けた環境に関する長期ビジョンとして「レンゴーグループ環境憲章」に改定しました。また、
さらに具体的な取組みとして「エコチャレンジ020」(P11を参照)も策定しています。
環境マネジメントシステム
環境法令の遵守状況など
環境情報管理システム「エコループ」
環境教育の実施
環境経営推進体制
レンゴーグループ環境憲章
レンゴーグループ環境憲章
環境に関わる法規・条例・協定を遵守することはもとより、 環境への負荷を更に低減するための環境保全活動についても 積極的に取り組む。
❶ 環境法令の遵守
省エネや、新エネルギーを活用するグリーンニューディール を推進し、2050年までに二酸化炭素の排出量を1990年度実 績の半減を目指す。
❷ 地球温暖化対策の推進
古紙利用のための先進技術に取組み、リサイクルの促進と更 なる古紙資源の有効利用に努め、循環型社会形成に貢献する。
❸ 資源の有効利用の推進
2009年4月12日制定 パッケージング・ソリューション・カンパニーとして、環境負荷 の小さい製品の研究・開発に努め、環境に配慮した製品を 供給する。
❺ 環境負荷の小さい製品の研究・開発と供給
海外事業活動においては、当該国の環境規制を遵守し、 地域の状況に応じた適切な環境保全に努める。
❼ 環境に配慮した海外事業活動の推進
廃棄物の発生を抑制し、再利用、再資源化により最終処分量 の低減に努める。
❹ 廃棄物の発生抑制と有効利用の推進 環境意識の向上を目的とした広報、啓発を行うとともに、 地域や社会の環境保全活動への参加・協力も積極的に行う。
❽ 広報、啓発、社会活動の促進
環境に配慮した資材の調達に努めるとともに、生産活動に よる環境負荷を積極的に低減する。
❻ 環境に配慮した資材の調達と生産活動の推進
▶環境経営推進体制
環境委員会
事業所環境委員会 環境に関する方向性の決定・結果の検討および見直し ・環境憲章に関する検討・提言
・環境保全活動体制に関する審議・決定 ・全社環境目標や重点施策に関する審議・決定 ・法規制対応事項に関する決定
・その他の事項に関する検討
環境保全計画の実行、見直し ・年度目標、計画の作成 ・計画実行の推進 ・実行結果の検証、見直し
新入社員への環境教育
▶本社主催の教育実績(2016年度)
講座 受講人数
新入社員への環境教育 54名
内部監査員養成講座 35名
環境法令の遵守状況
当社は大気・水域への環境負荷物質の排出などについ て、法律の規制より厳しい自主管理値を設定し、管理して います。年2回実施している環境関連法の自己チェックで は、潜在的な環境リスクを洗い出し、法令違反の未然防 止に努めています。2016年度は行政処分を含む法令違 反はありませんでした。
環境に関する苦情件数
2016年度に寄せられた苦情は騒音・振動など計5件で した。苦情の原因を特定し、設備的な対策や運用の見直 しなどを行いました。苦情をお寄せくださった方には原因 と対策方法を説明し、ご理解を得るように努めています。 今後も苦情がないように未然に防止すると同時に、近隣の 方々との密接なコミュニケーションに努めていきます。
環境事故対策
日常点検などを通じさまざまなリスクを未然に防ぐ対策 を講じるとともに、油や薬品の漏えいなどの環境事故発生 を想定し、適切な対応ができるよう事業所・工場で訓練 を年 1 回以上実施しています。訓練実施後は、手順など に問題がないかを検証し、問題があれば手順の見直しを 行っています。なお、2016年度の環境事故は0件でした。 地球環境や地域環境に配慮することは事業活動を営むうえで大前提です。
マネジメント体制を整備し、改善すべき事項については速やかに対策を講じています。
環境マネジメント
地球環境のために
取締役会
委 員 長 : 環境管掌役員
委 員 長 : 事業所長・工場長 メンバー: 各部門長他 メンバー : 関連組織の 担当役員・部門長
社長 CSR 委員会
▶環境に関する苦情件数(2016年度)
大気 水質 廃棄物 騒音・振 動 臭気 その他 合計
0 0 0 4 0 1 5
(件)
2016年度の「エコチャレンジ020」では、生産時に 発生する化石エネルギー起源のCO₂排出量を1990年 度比29%削減するという目標を設定しました。省エネル ギー化やバイオマス燃料の利用を拡大しましたが生産量 の増加などにより、2016年度の排出量は782千トン、 1990年度比27.3%の削減となり目標達成には至りませ んでした。しかし、CO₂排出原単位は向上しており、設 備投資や全社を挙げて取り組んでいる生産性向上の効果 が出ていると考えています。
エネルギーの多様化、資源の有効利用、地球温暖化防 止の観点から太陽光発電やバイオマスボイラなどを積極的 に導入し、再生可能エネルギーの利用を拡大させていま す。2016年度末時点で太陽光発電設備は9工場に導入 しており、年間発電量は521万kWhで初めて導入した 2007年度の12倍となりました。また、製紙工場では建 築廃材由来の木質チップや工場内で発生する製紙スラッジ (製紙工程における排出物)などの廃棄物をバイオマス燃 料として活用しています。2016年度は2,522TJの再生 可能エネルギーを使用しました。
物流部門では製品輸送時の省エネルギーとCO₂ 排出 量の削減に取り組んでいます。「エコチャレンジ 020」 ではCO₂ 排出原単位を2007 年度比 10%削減するこ とを目標に取り組んできましたが、輸送効率の悪化な どにより2016 年度のCO₂ 排出原単位は2007 年度比 6.9%の削減となり、目標達成には至りませんでした。
今後は配送ルートの見直しなども検討しながら輸送の 適正化を図り、輸送効率のさらなる改善を進め目標達 成を目指します。
サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量の削減に 取り組むため、自社での燃料の使用による直接排出量(ス コープ1)と購入した電気や熱の使用による間接排出量(ス コープ2)に加え、サプライチェーンの上流から下流にわた る事業活動に伴う間接排出量(スコープ3)の算定を行って います。2015年度の排出量は182万トンとなり、そのう ちの55%がスコープ3によるものでした。今後もサプライ チェーン全体での温室効果ガス排出量の把握・管理を継続 し、排出量削減に向けた取組みを進めていきます。
▶CO2排出量の推移 保 証
(年度) 1990 2013 2014 2015 2016
17
(千t) 1,075808 759 785 1,200
800 1,000
200 400 600
0
782
(基準年度)
CO₂排出量
27.3
%削減CO₂排出量の削減実績
再生可能エネルギーの利用促進
物流部門での取組み
スコープ3の算定
▶生産拠点の使用エネルギー
※ CO2排出量を売上高で除した値
▶物流部門でのCO2排出量と
原単位※指数の推移
20
10085
80 90 95
(年度) 2007 2013 2014 2015 2016 80
60
40
20 (千t)
0
67 62
60 61 65 100
92 93 91 91
(基準年度)
CO₂排出原単位
6.9
%削減▶CO2排出原単位※指数の推移
※ CO2排出量を生産量で除した値
1990 2013 2014 2015 2016 100
90
70 80
60
(年度)
18
100
100
65
67
62
●段ボール・紙器工場 ■製紙・セロファン工場
66 65
68 68
64
▶エネルギー投入量の推移 保 証
保 証
19
(TJ)20,000
10,000 15,000
5,000
0
1990 2000 2016 (年度) ■重油/石炭 ■都市ガス ■LNG ■バイオマス/廃棄物 ■購入電力
4%
65% 3% 28%
5%
34% 38% 23%
17,083
16%
34%
16% 13% 21%
16,574 18,168
* 各数値は四捨五入をしているため合計が合わない場合があります。
▶サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量(2015年度)
21
サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量合計 180万t合計 182万t
スコープ3 101万t 55%
スコープ1 66万t 36%
スコープ2 15万t 8%
地球温暖化を抑制するために、温室効果ガスであるCO2排出量の削減は重要課題です。
そのため生産部門はもちろんのこと、物流部門や非生産部門でも省エネルギー活動を進めています。
地球温暖化対策
地球環境のために
● 太陽光:9 工場
●バイオマス/廃棄物:4 工場
● 福島矢吹工場 新仙台工場 鳥栖工場
金津工場 松本分工場
尼崎工場 岡山工場
新京都事業所
利根川事業所 八潮工場 新名古屋工場
● ●
●
● ●
● ●
● ●
●
尼崎工場は、2016年1月、老朽化した既存発電設備の更新と自家発電能力の向上を 目的に、コージェネレーションとしてガスタービンおよび排熱ボイラを新設しました。 排熱ボイラは、蒸気の負荷変動にも柔軟に対応できる高効率の機種を選定。また、既存 のガスエンジンの低温排熱を活用してガスタービン燃焼空気を冷却し、夏季の発電量低 下を防ぎ購入電力を削減するとともに、電力会社の有事の際も自立運転できるようにし
ました。これにより年間のCO2削減量は当初の予定の約3,800トンをしのぐ、約6,000
トンになりました。こうした取組みを評価していただき、一般財団法人コージェネレー ション・エネルギー高度利用センターのコージェネ大賞2016において「特別賞(産業用 部門」を受賞することができました。
また、日ごろから工場内の省エネ改善チーム「 e co cha ! (えぇこっちゃ)」に参加し、 「部署間の垣根を超えた新たな視点での取組み」を活動理念として、工場一丸となって
取り組んでいます。今後も、全部署を横断する視点を大切にしながら、常識にとらわれ ない省エネ活動を工場全体で推進していきます。
前田 孝紀 尼崎工場
施設部動力課
VOICE
コージェネ大賞2016 特別賞(産業用部門) を受賞
▶再生可能エネルギー投入量の推移
24
(TJ)2012 2013 2014 2015 2016 1,000
0
(年度) 3,000
2,000
985 945 1,035 1,143
2,522
▶太陽光発電(総発電量)の推移
(千kWh)
3,000
1,500
0 6,000
4,500
(年度) 2007 2013 2014 2015 2016
422
3,670
5,324 5,249 5,209
詳細な数値はデータ集をご覧ください。
製紙原料にならない異物や、混入によって製品トラブル の原因となるものは「禁忌品(きんきひん)」と呼ばれて おり、回収に出す前に取り除く必要があります。例えば、 宅配便の送り状や感熱紙などがこれに当たります。また、 石鹸や線香などの臭いが付いた古紙は、リサイクル後の 板紙製品に臭いが残ってしまいます。リサイクルの過程で 選別除去できなかった異物は、板紙製品の品質を著しく 低下させるため、当社では禁忌品が混ざらないよう適正 なリサイクルの推進を広く呼び掛けています。
禁忌品について
出所:(公財)古紙再生促進センターの古紙標準品質規格より抜粋
▶代表的な禁忌品
知っていますか?
段ボールの「リサイクルマーク」 段ボールリサイクルの注意点
紙製品ではあるものの製紙原料とならないもの
芳香紙、
臭いの付いた紙 洗剤・石鹸・線香などの紙製包装、紙箱、段ボール箱など 昇華転写紙、
感熱性発泡紙 捺染紙、アイロンプリント紙、立体コピー紙(点字用途など) ろう段、ワックス
付き段ボール 輸入青果物、水産加工品などが入った段ボール箱 汚れた紙 食品残渣が付着した紙、油の付いた紙
紙以外のもの
石、ガラス、金属、土砂、木片、布類、プラスチック類など
段ボールのリサイクルマーク。それはリサ イクル可能な段ボールであることを示すもの です。現在、日本のリサイクルマークの表示 率は90%以上にものぼります。
段ボールのリサイクルマーク
ステープル(金属針)や宅配便の送り状などはリサイクルの障害に なる異物です。回収された段ボール古紙から品質の高い段ボール原 紙を生産するために、みなさんも異物の除去にご協力お願いします。
段ボールをリサイクルに出すときのお願い
ステープルは はずして
下さい
フィルムが 貼られている箱は
リサイクルに 出さないで下さい
ラベルは はがして 下さい
食べ残しなどで 汚れている紙は リサイクルに 出さないで下さい
八潮工場では2014年6月より、「臭気探知犬 シルク号」 を採用し、臭い移りした古紙の混入を未然に防ぐ取組みを 強化しています。シルク号による臭気探知を開始して以降、 臭い付き古紙混入の件数は大幅に減少し、それに伴って製品 トラブルや製品ロスが着実に減少しています。
臭気探知犬シルク号
ラベルは はがす
八潮工場では、臭気探知犬 シルク号が活躍しています!
詳しくはこちらを
ご覧ください 段ボールリサイクル協議会http://www.danrikyo.jp/
つなげましょう!リサイクルの輪 限りある資源を大切にするために古紙の利用拡大に取り組んでいます。
また、多くの水を使用する製紙業の責務として、水資源の有効利用に努めています。
資源の有効利用
地球環境のために
2016年度の「エコチャレンジ020」では、古紙利用 率を97%以上にすることを目標としました。製品の品 質を維持しながら今まで利用されてこなかった機密古紙 などの未利用資源の利用拡大といった取組みを継続した 結果、2016年度の古紙利用率は98.3%となり目標を 達成しました。
今後も、古紙の有効活用を通じて森林資源を保全する ため、研究所や製紙工場で古紙利用技術の開発を進めて いきます。
古紙利用率の維持・拡大
機密古紙専用処理設備
▶板紙の古紙利用率※1の推移
出所:(公財)古紙再生促進センター
※ 1 板紙製品全体の原料に占める古紙の割合 ※ 2 当社は年度で集計しています。
100 (%)
90 80
60 70
50
1970 1980 1990 2000 2014 2015 2016 (年) ●レンゴー※2 ■板紙業界
9
58.9
92.5
89.5 96.5 98.0
93.2 93.5 98.3 98.3
79.2
70.2 76.5
85.8
93.8
機密古紙の利用拡大
八潮工場、尼崎工場の東西の製紙工場に機密古紙専用 処理設備を導入しています。オフィスから発生する機密書 類は、情報漏えいの問題から焼却処理されるケースがほと んどでしたが、この設備によって原料として利用できるよ うになりました。当設備では、セキュリティーの完備された 施設内で機密書類を収めた箱を受け入れ、未開封の状態 のまま処理します。また2016年4月、新たに利根川事業 所にも導入しました。(情報セキュリティーについてはP25 を参照下さい。)
臭い付き古紙を見つけると 前足で知らせます。
SDGsとの関連性 ▶
見つけた !
ここです !! 当社は生産工程で多くの水資源を使用しており、水使
用量の約90%が製紙工場で使われています。2016年 度の水使用量は2,861万m3となり前年より増加しまし た。これは2016年に導入した発電設備の冷却水として の利用が大きく影響しています。
限りある水資源を大切に利用するために、製紙工場で は水を10回以上繰り返し使用しています。また、工程 から排出された循環水の一部は、水処理設備で処理を行 いさらに再生利用しています。今後も水資源の有効利用 に努めていきます。
水資源の有効利用
▶内部循環のフロー図
▶水投入量(製紙工場)の推移
2,000 3,000
1,000 (万m3)
0 ■ 水投入量
2012 2013 2014 2015 2016 (年度)
10
2,544
2,544 2,441 2,536 2,861
工場外へ 放流 水投入
水処理設備 製紙工場
生産設備
詳しくはこちらを ご覧ください
(公財)古紙再生促進センター
http://www.prpc.or.jp/
13
300 307 296
(年度) 549
2000 2013 2014 2015 2016
264
600
400
200 (t)
0
(基準年度)
12
■取扱量 ■排出量・移動量1,500 2,000
1,000
500 (t)
0
1,731
789
1,218
769 758 1,220
1,243
794
2002 2013 2014 2015 2016 881
(年度) (基準年度)
1,280
2016年度の「エコチャレンジ020」では最終処分量 4,000トン以下、再資源化率97%以上を目標に設定し 取り組んできました。事業所・工場では、日頃から外部 に廃棄物の処理を委託する場合には、可能な限りリサイ クル処理できる業者を選定し、リサイクル率の向上に努 めています。その結果、最終処分量は3,417トン、再 資源化率は98.2%となり目標を達成しました。
今後も廃棄物の発生量を抑制するとともに再資源化率 の向上に努めていきます。
廃棄物処理法では、排出事業者に向けて、より一層の 廃棄物管理の徹底が求められています。産業廃棄物に関 するコンプライアンスの確保と管理業務の効率化を目的 として、事業所・工場で電子マニフェストに対応した廃 棄物管理システムを導入し、産業廃棄物管理の徹底に取 り組んでいます。また、産業廃棄物の適正処理を確認す るために、事業所・工場ではチェックリストに基づき処 理委託先を原則として1年に1回以上の頻度で訪問し現 地確認を行っています。
自社内において資源の循環再生利用を行っています。段 ボール工場の生産工程で発生する段ボールの端材(トリミ ングロス)は、製紙工場から段ボール原紙を運んだト ラックの帰り便で持ち帰り、段ボール原紙の原料とし て100%再生利用しています。
化学物質の排出および移動量届出(PRTR)制度に基づ く、2016年度の対象物質の排出量・移動量は758ト ン、 2002年度比で14.0%削減となり、目標(2002年 度比12%削減)を達成しました。今後も使用薬品の切 り替えなどによって取扱量を減らすとともに、排出量・ 移動量の削減に努めていきます。
当社の設備から排出される主な大気汚染物質は、ボ イラおよび焼却炉の燃焼排ガスに含まれる窒素酸化物 (NOx)や硫黄酸化物(SOx)、ばいじんです。これらは 法令により規制値が定められています。燃焼温度の管理
や「排煙脱硫装置」「集じん機」を設置することで大気汚
染物質の規制値を下回るレベルまで除去しています。
2016年度の排水量は2,456万m³でした。排水は加 圧浮上、活性汚泥、沈殿分離、活性炭吸着などの浄化処 理を行い規制値以下の水質を維持し、河川や下水道に放 流しています。なお、規制値の遵守を確認するために COD、BOD、SSなど規制対象の項目を定期的に測定 しています。
高濃度PCB含有機器は全て取り外し、厳重に保管・ 管理しています。これらの機器は、法に基づき設立され た中間貯蔵・環境安全事業株式会社にて、処理を進めて います。今後も法令に基づいた適正な管理と処理を進 めていきます。また、低濃度 PCB を含有する可能性 がある機器についても、分析調査を行い把握するとと もに、含有が明らかになった機器については識別可能に し、適正に管理して随時処理を進めています。
オゾン層保護、地球温暖化防止のために、フロン排出 抑制法を遵守し適切に対応しています。フロン類使用製 品廃棄時の回収および簡易点検・定期点検による漏 えい確認を徹底し、フロン類の大気中への放出抑制を 図っています。
大気に排出されたVOCは光化学オキシダントや浮遊 粒子状物質の原因となります。板紙やフィルムの印刷・ 加工工程においてVOCを含むインキや加工剤を使用し ており、乾燥後にVOCを大気に排出しています。サプ ライヤーとの協働による低VOCインキやノンVOCイ ンキの取組みにより、2016年度の排出量※は264トン、 2000年度比で51.9%の削減となり、目標(2000年度 比45%削減)を達成しました。今後も削減活動を継続 していきます。
廃棄物の削減
廃棄物管理の推進
段ボール古紙の社内再生利用
化学物質の適正管理
大気汚染物質の削減
水質汚濁物質の管理
PCB廃棄物の管理
フロン適正管理
揮発性有機化合物(VOC)の削減
▶最終処分量と再資源化率の推移
20,000(t) (%) 16,000
8,000 4,000 12,000
0
100 95
85 80 90
75 2000 2013 2014 2015 2016(年度) ■ 最終処分量 ● 再資源化率
11
4,355 3,386 3,266 3,417 17,999
91.1
97.8 98.2 98.3 98.2
▶廃棄物の処理状況
廃棄物処理業者の現地確認
▶社内リサイクルシステム
▶PRTR対象物質量の推移
▶VOC 排出量の推移 循環型社会の実現に向けて事業所・工場から発生する廃棄物の削減と
適正処理に取り組んでいます。
廃棄物の削減
地球環境のために地域の生活環境に影響を及ぼす汚染物質の排出は、徹底した管理のもと、
法規制を遵守するのはもちろんのこと、さらに厳しい自主基準を設けて環境汚染を予防しています。
化学物質の管理
地球環境のために
段ボール原紙
生産工程で出てくる 端材(トリミングロス)を 製紙原料としてリサイクル
製紙工場
段ボール工場
( )内は総発生量に対する比率 廃棄物外部排出量
89,556 t (48%)
社外再資源化量 86,139 t (46%)
社内再生利用量 98.417 t (52%)
最終処分(埋立)量 3,417 t (2%)
廃棄物総排出量 187,973 t (100%)
* 各数値は四捨五入をしているため合計が合わない場合があります。
排出量・移動量
14.0
%削減※ 対象は日本製紙連合会会員会社の排出上位5物質(トルエン、メチルエチルケトン、 酢酸エチル、イソプロピルアルコール、メタノール)としています。
詳細な数値はデータ集をご覧ください。 詳細な数値はデータ集をご覧ください。
SDGsとの関連性 ▶
再資源化率
98.2
%51.9
排出量%削減
1. 現地の法令を遵守し、適切に管理された森林から産出 された木材を原材料とするパルプを調達します。 2. 資源の有効利用の観点から、製材廃材、間伐材、低質
材等を原材料とするパルプを優先的に調達します。 3. 違法伐採木材、保全価値の高い森林からの木材、および、
人権や伝統を守る権利が侵害された状況で伐採された木 材を原材料とするパルプは調達しません。
4. 法令・社会規範等を遵守し、人権、環境、社会に対し、 適切に配慮しているサプライヤーから調達します。 5. 第三者機関による森林認証を受け、適切に管理された
森林から産出された木材を原材料とするパルプを優 先的に調達します。特に板紙用パルプは、第三者森林 認証を受けたパルプのみを調達します。
6. 板紙用以外のパルプで、第三者機関による森林認証 を受けていないものについては、国内サプライヤー の場合は、日本製紙連合会の「違法伐採対策の自主的 な取組み」に参加し、合法証明書が提出できるサプラ イヤー、または「違法伐採木材は取り扱わない」とい う誓約書および伐採地域、樹種、数量等を記載したト レーサビリティレポートを定期的に提出できるサプ ライヤーから調達します。また、国外サプライヤーの 場合は、「違法伐採木材は取り扱わない」という誓約書 および伐採地域、樹種、数量等を記載したトレーサビ リティレポートを定期的に提出できるサプライヤー から調達します。
1. 関連する文書は最低5年間保管し、監査等の必要に応 じ開示します。
2. 日本製紙連合会が実施する「違法伐採対策モニタリン グ事業」による監査を毎年受けます。
3. 定期的にその概要をホームページ等で開示します。 当社は、紙の原材料である木材は再生可能な自然資本 であるという認識のもと、地球環境と生物多様性の 保全に資するため、持続可能な森林から産出された 木材を原材料とするパルプを調達します。
「エコチャレンジ020」で段ボールの平均坪量を2004 年度比9.5%削減することを目標に活動しました。
当社はパッケージの軽量化に注力しており、これまで もさまざまな取組みを行ってきました。2005年にCフ ルート段ボールを導入、2008年からは軽量原紙の本格 的普及に取り組み、さらに2013年には新たにデルタフ ルート段ボールを開発し全国への供給体制を整えました。 その結果、2016年度は9.6%の削減となり目標を達成 しました。今後もより一層の軽量化製品の開発と普及を 進めていきます。
ジェミニ・パッケージングシステムは、近年飛躍的に拡大している通販市場に対応した、新開発の自動包装システム です。2 種類の段ボールとシュリンクフィルムだけを使用し、内容物の寸法を測定し、自動で最適な高さのケースを 作製します。そのため、従来の一般的なケースに比べ材料の使用量を削減できるだけでなく、人手に頼っていた包装 工程が大幅に効率化されます。また、緩衝材が不要となり、ケースに余分な空間がなくなることで輸送効率も向上し、 環境負荷低減に大きく寄与します。
「木材パルプの調達方針」に基づき、第三者機関による 森林認証を受け、適切に管理された森林の木材を原材料 とするパルプを優先的に調達しています。第三者機関に よる認証を受けていないパルプについては、合法証明書 や誓約書、トレーサビリティレポートなどを入手し、適切 に管理された森林の木材から作られたパルプであること を確認しています。また、日本製紙連合会の「違法伐採 対策モニタリング」による監査を毎年受けています。
パッケージの軽量化
包装システムでの試み
適正に管理された木材パルプを調達
製品での取組み
パッケージの軽量化のために、薄物段ボールの普及に 取り組んでいます。当社が開発したデルタフルートの厚 さは2mmで、当社オリジナルの全く新しい規格です。 デルタフルートは外装箱としても内装箱としても使用で きるため、段ボールの軽量化、高機能化を図ることがで きます。また、厚さ4mmのCフルートは厚さ5mmの Aフルートと強度が同等でありながら容積が約20%減 るため、Aフルートの代替として広く使用されています。
▶段ボールの平均坪量※指数の推移
Aフルート(5mm) Cフルート(4mm)
Bフルート(3mm) (2mm) Eフルート(1.5mm)
▶デルタフルートと C フルートの特長
※ 段ボール 1m2当りの質量
出所:全国段ボール工業組合連合会(当社にて指数化)
● Bフルートより中しん使用量を約8%削減 ● Bフルートより厚さを約25%削減 ● Eフルートより圧縮強度が約35%向上 デルタフルート
の特徴
C フルート の特徴
● Aフルートより厚さを約20%削減
● Aフルートと同等の強度を保持
100
98
92 94 96
90
軽量原紙を本格展開 デルタフルート導入
2004 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 (年度)
8
(基準年度)
P25段ボールの平均坪量指数の推移 ●レンゴー ■段ボール業界
100
97.7
98.2
95.8 94.4
96.4 96.3
95.2 95.8
92.0 100 98.9 98.7 97.2
96.7
92.9 91.0 91.0
94.8
90.4
▶パルプの購入先と比率(2016年度)
原産国 構成比(%) 認証パルプ※1 個別管理パルプ※2
FSCR
日本 84.53 ○ ○
南アフリカ 5.83 ○
チリ 5.05 ○
スウェーデン 0.39 ○ ブラジル 4.20 ○
※1 規定に準じ管理されたパルプ
※2 国産パルプは日本製紙連合会の「違法伐採対策の自主的な取組み」に基づい た合法証明書を入手しています。
調達方針
違法伐採対策に関する取組み
木材パルプの調達方針
当社の事業活動は、地域の自然環境や社会と密接に結 びついています。各生産拠点を通じた自然環境の保全と 地域社会との共生を目指す活動の一環として、福島矢吹 工場と武生工場でビオトープを造成し、生物多様性の保 全に取り組んでいます。ビオトープや周辺環境の生態系 の推移を調査するため年間を通じ定期的に生物のモニタ リングを行うとともに、地域住民の皆さまに憩いの場と して開放しています。
ビオトープでの
生物多様性の保全活動を推進
福島矢吹工場 ビオトープ
武生工場 ビオトープ
長年にわたるパッケージング・テクノロジーの蓄積をベースとして、
より環境性能を高めたあらゆるパッケージの研究・開発を通じて持続可能な社会の形成に貢献します。
環境配慮型製品の研究・開発と供給
地球環境のために
「木材パルプの調達方針」に基づき森林認証制度を活用した 持続可能な原料調達を実践しています。
グリーン調達と生物多様性保全
地球環境のために▶ジェミニ・パッケージングシステム
シートに商
品を置く シュリンクフィルムで商品を固 定し、商品の高 さを測定して罫 線を入れる
罫線で折り
曲げる もう一枚のシートを貼り合わせる
25mm〜75mmの間の さまざまな高さの商品が梱包できます。
・材料使用量の削減
・物流効率の向上(CO2削減)
SDGsとの関連性 ▶ SDGsとの関連性 ▶
段ボールの平均坪量
9.6
%削減社会に価値ある商品を提供し、お客様の満足度を向上 させるため、CS 活動方針を掲げて、全社を挙げて取り組 んでいます。
当社が地球環境への負荷を低減しながら、高品質で 付加価値の高い製品を持続的かつ安定的に提供し、お客 様にご満足いただくためには、原材料などの資材の購買・ 調達の質の向上が欠かせません。そのため、お取引先 との健全な取引関係の構築を目的として、調達基本方 針を制定しました。
お客様に安心で安全な製品を提供し、社会から信頼さ れる企業活動を行うために、「サプライヤーの皆さまへの お願い」を定め、お取引先に対して遵守をお願いしてい ます。「サプライヤーの皆さまへのお願い」は9つの項目で 構成されており、これらの項目の詳細をウェブサイトに公 開してお取引先にご理解をいただけるよう努めています。
当社は、人権侵害を行う反社会的武装勢力などへの利 益供与が起きないよう配慮した取組みを推進しています。
安心・安全な商品をお届けするために全社を統括する 「本社CS委員会」と「工場CS委員会」を設け、全社の 活動状況を把握、管理しています。本社CS委員会は年2 回開催され、品質に関する重大リスクの抽出とその低減を 図る全社の活動方針や施策などの重要事項を審議・決定 しています。工場CS委員会は月1回開催され、本社CS 委員会により決定された活動方針のもと、各現場で実践す るためのより具体的な取組みを策定しています。
2015年度に機密古紙を取り扱う八潮工場、尼崎工 場において情報セキュリティー管理の国際規格である ISO27001の認証を取得し、2017年3月、新たに利根 川事業所でも取得しました。近年、情報管理の信頼性と 適正管理の強化が経営の重要課題となっています。機密 書類を古紙として原料に利用している当社でも、取り扱う 情報資産の漏えい、流出、紛失などには細心の注意を払 いながら適切な管理策を施しPDCAサイクルに即した運用 を図っています。
基本的な考え方
調達基本方針の策定
サプライヤーの皆さまへのお願い
紛争鉱物対応方針の策定
お客様の満足度向上への取組み
情報セキュリティーの管理
品質保証の推進
ヒューマンエラーの防止
お客様に安心してご使用いただく製品をお届けするた めには、ヒューマンエラーの防止が大きな課題と捉え、 2015年度に引き続き、2016年度も品質ルールについて の理解度テストを毎月1回実施しています。さらに2016 年度は、不具合事例などの情報共有を行うことで、ベテラ ンにとって当たり前のことが初心者や配置転換者にも当た り前にできるように、ルールの意味を理解させました。ま た、些細な変化に気づき、見逃さずに情報共有することの 重要性を認識させる教育訓練も実施しました。これらを通 じて従業員の力量アップを図り、ヒューマンエラー防止に 取り組んでいます。
ISO9001の取得
品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001 の認証を取得し、品質マネジメントの継続的改善を通じて、 お客様の満足度の一層の向上を目指しています。
CS活動方針
1. 不具合を出さない環境づくり
2. 当たり前のことを当たり前にできるように 一人ひとりの力を集結しお客様の信頼を高めよう! 基本理念:利潤を追求する経済活動の中で、顧客満足を
最大限に向上させる
重点実施項目 レンゴー株式会社 調達基本方針
1. 法令・社会規範等を遵守します。
2. 経済合理性のみならず、資源保護、環境保全、社会との 共生に配慮します。
3. 国内外、取引の有無、新旧を問わず、公平かつ公正に サプライヤーを選定します。
4. 業務上知り得た情報資産(企業秘密情報・個人情報・ 知的財産など)は、その目的以外に使用せず、適切に 管理・保護し、情報流出を防止します。
5. サプライヤーとの信頼関係を築き、相互の発展を目指 します。
2017年4月1日制定 当社は、経営理念に基づき、以下の方針により資材を調達 します。
紛争鉱物対応方針
コンゴ民主共和国およびその周辺国で採掘された鉱物の 一部が、武装勢力の資金源となり、紛争、人権侵害、環境 破壊を助長していることが国際的に大きな問題となって います。
当社は、調達活動を通して紛争等を助長することがないよ う、「紛争鉱物」(武装勢力が採掘、仲介したタンタル・錫・ タングステン・金の4鉱物)が含まれている原材料の購入 および使用はしない取組みを推進します。
お
客
様
の
ニ
ー
ズ
お
客
様
の
満
足
工場CS 委員会
製品実現
内部監査 / 品質パトロール 品質方針
品質目標
各事業部門
本社CS委員会 C S 基本理念 重点実施項目
製品要求事項
お客様の 満足度の 測定
お客様の 満足度の 測定
製品 品質監査
工場名 審査登録機関
三田
( 一財 ) 日本品質 保証機構 (JQA) 滋賀
岡山 武生
新名古屋 ( 一財 ) 日本規格 協会 (JSA) 湘南
小山 QAIC ジャパン(株)
▶ISO9001の認証取得工場一覧(2017年3月末現在)
工場名 審査登録機関
千葉
日本検査 キューエイ(株)
(JICQA) 葛飾
松山 豊橋 新京都 事業所 (段ボール)
サプライヤーの皆さまへのお願い
http://www.rengo.co.jp/environment/supplier.html お客様に安心して製品をご使用いただくために、
品質の安定化に取り組むとともに、情報セキュリティーの管理も徹底して行っています。
お客様との関わり
社会とともに
環境的にも社会的にもクリーンな調達活動を推進していくために
お取引先とは常に協力し合い、確かな信頼関係を築いていくよう努めています。
お取引先との関わり
社会とともに
当社は、インキや周辺技術、設備の提供を通じて、御社と長きにわたってお付き合いさ せていただいています。近年では大気汚染防止法の改正を機に、新たな水性グラビアイ ンキやニスの開発に連携して取り組み、VOC排出量の低減による環境負荷低減や作業現 場の安全性向上、新たな水性グラビアインキやニスの開発およびインキディスペンサーの 導入による資源の有効利用などを実現することができました。
担当になった際、利根川紙器工場の皆さまから「早く溶け込んで、レンゴーの仲間になっ てほしい」と言葉を掛けられたこともあって、多くの方々と会い、抱えている課題を共有 するように心掛けています。日頃のやりとりをもとに当社の新技術を提案することもある 一方、御社から「お客様のご要望に対応したい」という相談が当社に寄せられることもあ ります。自由に意見を出し合い、一緒になって課題の解決を目指し、ともに成長していく という信頼関係がさらに築けるよう、努力しています。
今後も強力なパートナーシップを維持し、品質や環境負荷低減、消費者や生産現場での 安心・安全などにつながる付加価値の高い製品やサービスを提供していきたいと考えています。
サカタインクス株式会社 包装事業部 応用技術部 東京技術グループ
マネージャー 渡辺 昌明 様
(左)
(右) 石渡 守 様 包装事業部
東京営業部 アシスタントマネージャー
VOICE
強い信頼関係をベースにともに価値を生み出したい
詳しくはこちらを ご覧ください
SDGsとの関連性 ▶
照射中 紫外線照射前
現在、少子高齢化により労働人口が減少している中で、 小売店ではいかに少ない人数で効率的に商品を売ってい くかが大きな課題となっています。当社は、このような課 題を解決するため、レンゴー スマート・ディスプレイ・パッ ケージング(RSDP)を開発しました。RSDPは、単に商品を
「運ぶ」「守る」だけでなく、開封・陳列などの作業性向上
や販売促進力向上など「並べる」「売れる」という機能もあ
ラクッパ ディスプレイは、高いディスプレイ機能と充分 な強度を両立した全く新しいタイプの販促ディスプレイで す。ワンアクションで誰でも簡単に組み立て、折りたたみ ができ、持ち運びも楽で収納場所も取りません。
汎用性があるためさまざまな商品を陳列することも可能 で、店頭はもちろんのこと、イベント会場や展示会などあ らゆる場面の幅広い用途で繰り返し使用できます。
レンゴー スマート・ディスプレイ・パッケージング(RSDP)
わせ持つ革新的なパッケージです。
従来の段ボールケースと比べて、商品の開封・陳列作 業にかかる時間を大幅に短縮でき省力化が図れると同時 に、美粧化も容易なため陳列商品のディスプレイ機能を高 め販売促進効果も向上します。また、商品によっては、包 装面積の削減やシュリンクフィルムの併用により外装箱を 廃止できる形態もあり、包装材の大幅な削減も可能です。
陳列までの作業時間 約1/5に短縮 きれいな
開け口
ケース上部のタブを引きます。 両側を開きます。 ミシン目に沿ってケース上
部と側面部を下部から切り 離します。
できあがり!!
デザインで 訴求力
UP
カンタン開封で作業時間短縮
当社は業界に先駆けて、2016 年に全ての製紙、段 ボール、紙器工場でFSC 森林認証を取得し、いち早く認 証製品の全国への供給体制を整えました。FSC 森林認証 とは、適切に管理された森林や、その森林から切り出さ れた木材の適切な加工・流通を評価し認証証明する国際 的な認証制度です。
段ボールの場合、段ボール箱に加工する段ボール工場 はもちろんのこと、その原材料となる段ボール原紙を製 造する製紙工場での取得が必須です。当社は、製紙・段 ボール一貫メーカーとして、自社製造の原紙を使用した 段ボール製品のほぼ全てをFSC 森林認証とすることがで きます。また、段ボール以外にも、食品や日用品のパッ ケージなどに使用されるコート白ボールや、チップボール でもFSC森林認証を取得しています。
FSC
®森林認証を取得
FM 認証
森林 資材 消費者
COC 認証
ロゴマークがついた認証製品 を購入
社会的・経済的・環境的に 適切な管理がなされている森 林を審査・認証
認証された森林から生産さ れた木材を管理・加工
レンゴーが取得 ▶森林認証制度のしくみ
3 秒で 組立て
※ 2016年日本パッケージングコンテストにて「ジャパンスター賞」、ワールドスター コンテスト2017にて「ワールドスター賞」を受賞しました。
組み立て前 組み立て後
メーカーは、自社製品をより多く買ってもらうために、それ ぞれの製品に合わせた販促ツールを小売店に送り込みます。 しかし、人手不足が深刻な問題となっている小売店では、組
み立てに手間も時間もかかる複雑な販促ツールは設置しても らえなくなってきました。そこで、メーカーにも小売店にも使 い勝手が良い「とにかく簡単に組み立てられ、折りたたみも 簡単なフロアディスプレイ」の開発を目指しました。数多くの 部材を細かく貼り合わせ、高度な加工をすることでワンアク ションでの簡単な組み立てを実現できました。簡単に折りた ためるため、使用しない時はバックヤードにて省スペースで 保管できるほか、紙製のため廃棄やリサイクルの負担軽減に もつながります。
今後も店頭でのニーズの変化を把握 しながら、メーカーと小売店の課題を 解決するツールの開発に取り組んでい きます。
ラクにパッと売り場ができる
「ラクッパ ディスプレイ」
ガイアフォトンはレアアース(希土類)を使用しない新し いタイプの蛍光体です。既存の蛍光体は産出国が限られ 環境負荷も大きいレアアースが使用されていますが、 ガイアフォトンはゼオライトという人工的に生成した鉱物 をベースに、身近で産出国も多様な銀を用いています。 製造時のエネルギーの大幅に抑えることができ、安価か つ大量生産が可能です。LED照明用の材料や製品の偽造 防止インキなど幅広い分野での利用が期待されています。
レアアースを使わない蛍光体
「ガイアフォトン」
段ボールなのに燃えにくい
防炎段ボール「RAFEP(ラフェップ)」
VOICE ユーザーのニーズを把握しながら開発に取り組む
パッケージを中心に、
社会のさまざまな課題を解決する製品の開発に努めています。
社会のさまざまな課題を解決する製品
社会とともに SDGsとの関連性 ▶
山本 麻依子
SP営業本部 SPデザインセンター 開発チーム
業界に先駆けて 全国への供給体制を
確立したんだ
段ボールは展示会場や災害時の避難場所などの公共の 場で、間仕切りや床敷きとしても使用されています。しか し防炎加工がない場合、火災による二次災害の危険性が ありました。そこで当社は、防炎製品認定基準を満た すRAFEP(ラフェップ)を開発しました。この防炎段ボー ルは、間仕切りだけでなく文書保存箱など防災性能が 必要とされる幅広い用途で使用できます。
燃焼試験1分後の様子
一般的な段ボール RAFEP
個人の多様な価値観を認め、個性を尊重することは企 業活動の基本です。基本的人権を守るため、国籍、信条、 性別または社会的身分などを理由とした一切の差別を行わ ないことを就業規則に明記しています。さらに、社内外の 通報制度や各種相談窓口を設置し人権侵害防止に努めて います。
人権尊重の環境づくりを推進
ダイバーシティへの取組み
高年齢者雇用の促進
当社は2001年に再雇用制度を導入しましたが、その後 も法改正に対応する形で見直しを重ね、2013年4月には 原則として希望者全員が65歳まで働き続けることができ る制度に改定しました。少子高齢化がますます加速する中、 「生涯現役」という合言葉のもと、従業員が定年前と変
わらぬ意欲と「自分が社会を支える一翼を担う」という気 概を持って働き続けられるよう、今後も再雇用制度の拡充 を図っていきます。
障がい者雇用の促進
障がい者雇用は誰もが働きやすい職場環境を整える上 で大切な取組みです。当社では、障がい者雇用への理解 を深め、職域の拡大に取り組んできました。2016年6月 現在、障がい者雇用率は2.2%であり、法定雇用率を上 回る水準となっています。今後も障がい者の方が生き生き と長く活躍できる職場環境を整備していきます。
女性の活躍推進
2014年4月、女性活躍推進室を新設し、女性活躍の 支援体制強化をはじめ、多様な人材が個々の能力を最大 限に発揮できる企業風土づくりや環境整備に取り組んでい ます。2016年3月には、女性活躍推進法に基づき「女
性の活躍推進に関する行動計画」を策定しました。 女性の採用促進と職域拡大に注力し、全社の女性従業 員比率を高めるとともに、キャリアやライフステージに応じ た研修・個別支援を通じて女性のさらなる意欲と能力の向 上を図ります。また、性別を問わず働きやすい職場を実現 していくため、男性が育児休業を取得する風土の醸成とそ の定着を進めています。
人権教育を実施
毎年4月には社内啓発活動として、外部講師による「人 権講演会」を新入社員から管理職まで全ての層を対象に 実施し、従業員一人一人がお互いに人権を尊重し、働き やすい職場づくりを継続的に推進しています。
人権講演会の様子
▶再雇用者数と再雇用率
2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
定年者 81 46 49 75 42
再雇用者 54 32 35 62 33
再雇用率 66.7% 69.6% 71.4% 82.7% 78.6% (名)
▶障がい者雇用率
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
障がい者雇用率 1.8 2.2 2.3 2.2 2.2 (%)
▶採用者数(総合職)と管理職数
2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
採用者数 78 71 68 52 54
うち女性 7 14 13 16 18
女性比率 9.0% 19.7% 19.1% 30.8% 33.3% 管理職数 560 586 620 641 657
うち女性 14 16 17 21 24
女性比率 2.5% 2.7% 2.7% 3.3% 3.7% (名) 1. 総合職女性採用比率を3割以上とする
2. 女性管理職数を倍増する(2014年度19名→40名以上) 3. 営業外勤および製造現場で働く女性(正社員)の数を 2倍以上とする
4. 男性の育児休業取得率を13%以上とする
行動計画に掲げた目標(計画期間:2016年4月から5年間)
一人一人が充実感・満足感を持ち、ライフステージにあわ せた多様な働き方ができるよう育児・介護のための両立支援 制度など、ワーク・ライフ・バランス施策を推進し、雇用環境 を整備しています。4期目となる次世代育成支援対策推進法 に基づく行動計画は、男女ともに育児休業を取得しやすく職 場復帰しやすい環境整備を目標とし、特に男性の育児休業の 取得促進に注力した結果、取得者数・取得率ともに大幅に 向上しました。
また、制度説明や体験談を掲載したパンフレットを作成して 従業員の意識啓発を行うとともに、少子化対策と次世代育 成支援の一環として第3子以降の出産には
100万円の祝い金を贈呈(2006年導入か ら延べ291名受給)するなど、子育てを制度 面と経済面の両方からサポートしています。
ワーク・ライフ・バランスの
実現に向けた雇用環境の整備
(%)
22 44
33
11 100
75
25 50
0
(名)
0 2012 2013 2014 2015 2016 (年度)
●男性取得率
■女性
■ 男性
13 7.8
64
10
19.6
13 10 11
31
17 41.8
23 18
5.8 6.5
▶育児休業制度利用者数
2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
男性 6.5 5.8 7.8 19.6 41.8 女性 100.0 78.6 100.0 100.0 94.4 ▶育児休業取得率
(%)
TO
PICS
TO
PICS
「えるぼし」企業に認定されました/「準なでしこ」に選定されました
女性の職域拡大とネットワーク形成支援
現在、特に女性が少ない職場である営業外勤と製造現場への積極的な配置・登用を進め ており、2016年4月にはモデル工場とした段ボール3工場に6名の女性が定期入社しまし た。男女の区別なく指導・育成することが重要ですが、男性主体の職場の中では、女性は 一人で悩みを抱えたり寂しい思いをすることも少なくありません。
2017年1・2月、営業外勤と製造現場それぞれで働く女性が集まる交流会を実施しまし た。業務に関する工夫や同じ職種ならではの悩みや課題を共有するほか、「アドバイスし合
うことで励まされた」「相談できる仲間が見つかり心強い」という感想が聞かれました。今後
も女性同士が自由に意見交換できるネットワークを強化する機会を増やしていきます。 2016年5月、女性活躍推進法に基づく基準適合一般事業主として厚生労働大臣より「えるぼし」企業の
認定(認定段階2)を受けました。「女性の活躍推進に関する行動計画」の策定と「女性の活躍に関する情報」 を公表し、かつ取組みの実施状況などが優良と評価されたものです。
また2017年3月には、経済産業省と東京証券取引所が共同実施する「なでしこ銘柄」の取組みにおいて、 2016年度「準なでしこ」に選定されました。女性の活躍推進に優れた上場企業のうち、女性の活躍推進に 積極的に取り組み、とりわけ企業の将来的な成長を期待する観点から選ばれました。
今後も行動計画の達成はもとより、女性の活躍を当社の成長戦略の重要な柱の一つと位置づけ、従業員
一人一人が生き生きと働ける職場づくりを進めていきます。 製造現場交流会の様子
企業にとって最大の資産である「人財」を大切にし、一人一人が意欲とやりがいを持って働ける 環境をつくりだすために、人事制度や教育制度、健康・人権対策の整備・拡充を進めています。
働きやすい職場づくり
「働き方改革」による長時間労働是正の動きが国 をあげての取組みとなる中、当社では2015年4月に スタートさせた「全要素生産性(TFP:Total Factor Productivity)向上による総実労働時間削減」の取組み が着実に成果を上げつつあります。生産性についてあら ゆる要素を分析し、技術革新とともに人の働き方、心の ありようも意識しながら生産性を高めることに取り組 み、「所定外労働時間削減」と「年次有給休暇取得促進」 を労使一体となり推進しています。
「年次有給休暇取得促進」の取組みについては啓発活 動や職場環境の整備を推進した結果、2016年度の平均 取得日数は10.8日となり、2年続けて「平均10日以上」 という目標を達成しました。今後もTFP向上の取組みを 継続し、さらに働きやすい職場づくりを進めていきます。
全要素生産性(TFP)向上の取組み
キャリアに応じた教育研修
メンタルヘルス
相談窓口の設置
大規模災害に備えて
健全な労使関係を構築
当社は従業員こそが企業の財産、すなわち「人財」で あると考え、従業員の成長を積極的にサポートするた め、キャリアに応じて充実した教育研修を実施していま す。従業員の成長を第一に考え、体系的な教育研修を実
施することで、「高度な知識・技能、責任感と気概を有
し、かつ時代の変化に的確に対応できる柔軟性、創造性 のある従業員」の育成を目指しています。
セルフケア、ラインケアを推進するために、メンタル ヘルスに関する社内研修を実施するとともに、2016年 2月より、ストレスチェック制度を実施しています。
また、労使でメンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種 (ラインケアコース)の受験を推奨しており、これまで
に221名が合格しています。
なお、2014年12月には、リハビリ出勤規程を制定 し、メンタル不調により休業した場合にも、スムーズな 職場復帰ができるように配慮しています。
当社では、東日本大震災を契機に従業員などの安全確 認のため、大規模な地震発生時には、当該地域の従業員 などに安否確認メールを自動配信し、安否、被害状況を 把握できる体制を2012年4月に整えました。以来、半年 ごとにテストメールの配信を行い、有効な運用の維持を 図っています。2016年度については、2016年10月およ び2017年3月に、全従業員を対象に安否確認テストメー ルの配信を行いました。また、大災害により帰宅困難者が 発生した場合を想定し、2011年6月より本社および全工 場で食料などの備蓄を実施しています。さらに、インフラ が寸断された場合の通信手段として、2012年3月に本社 および全事業所・工場に衛星携帯電話を設置しました。
職場ではさまざまなトラブ ルが起きる可能性があります。 万一、トラブルが発生した場 合、従業員が一人で悩まず、誰 かに相談することにより、悩み を解決したり、会社としても早 期に対応し、大事に至ること を避けるために、相談窓口を設 け、周知徹底を図っています。
小集団・改善活動の実施
従業員のさらなる成長と職場の活性化、世界最強の現 場づくりを目指した相互啓発と切磋琢磨を促すことを目 的に小集団・改善活動を実施しています。
2016年度は、全要素生産性(TFP)に関わる①所定外 労働時間の削減 ②年次有給休暇の取得促進 ③女性の活 躍推進の3つの課題解決をテーマに活動し、グループ会 社を含めた395チーム、延べ4,300名以上が参加しま した。自職場の業務への理解を深めるとともに、「レン ゴーの現場力」を実感できるよい機会となっています。
グローバル人材の育成
グローバル化が一段と進展する中、将来を担う人材を 育成するために「グローバル人材育成制度」を設けてい ます。国内研修から海外語学研修、海外実務研修と1年 半にわたる研修プログラムを設け、毎年2~5名の研修 生を選抜・派遣しており、2010年の1期生から現在の 8期生までで計33名となりました。
他にも、英語・中国語に関しては、自己啓発によって 一定の語学レベルに達すると、10~30万円の奨励金を 支給するなど、グローバル化に対応できる人材の育成を 推進しています。
働きやすい職場づくり
事業所・工場では毎月1回、労働組合の支部執行部と 管理職が労使協議会を開催しています(本部・本社間で も年4回開催)。労使協議会では、事業所・工場の運営 に関するさまざまなテーマについて、労使間で情報や問 題意識を共有し、率直に意見交換を行う大切な機会で す。全社での実施回数は実に年間400回以上にも及び、 こうした積み重ねがお互いの理解を深め、良好な労使関 係を築いています。
▶年次有給休暇平均取得日数
10 15
5
0
(日/1人当たり)
2012 2013 2014 2015 2016 (年度) 7.9 7.7 8.4
11.1 10.8
小集団・改善活動発表大会の様子
労使協議会の様子
相談窓口啓発ポスター
これまで16年間、工場での営業活動一筋に取り組んできました。新たなこと に挑戦して自分の成長につなげたいと思ったのが、この制度に応募したきっか けです。
2016年4月からの国内研修では英会話学校での授業と社内の部門別の講義 を受け、2016 年 8 月よりアメリカ合衆国ボストンの語学学校に通ってい ます。寮での生活を経て、2017年1月からはホームステイが始まり、交流 を深めながら生きた英語を身に付けています。
多くの人種が集まるアメリカでは、個々がストレートに自分を表現してい ます。失敗をおそれずに意思疎通を図っていくことが、国際交流でのポイン トだと肌で感じています。帰国後はこうした経験を踏まえ、より広い視野で 物事を捉え、業務に生かしていきたいと思っています。
VOICE
グローバル人材育成制度 海外研修での経験を生かして
SDGsとの関連性 ▶
上窪 英裕 人事部
海外研修生